「風の便りにひそむ気配」

ツェンコヴァ・ルミアナ教授が、ブルガリアのインタビュー番組に出演されたアーカイブ映像です。この映像を見た時、どこからともなく聞こえてくる言葉がありました。それは、龍村仁監督作品「地球交響曲/ガイアシンフォニー」の冒頭に響く言葉です。『…

「今日という日は、このために」
 #9 コトあるごとに、想いおこされるもの

私には、気になる腕時計が2つあります。それは、実際に身につけたものではなく、記憶の中に印象深く残っているものです。一つは、 “スピードマスター”という腕時計。映画「地球交響曲」出演者の宇宙飛行士ラッセル・シュワイカート氏から龍村仁監督に手渡された、アポロ9号特…

「今日という日は、このために」
 #8 いのちの移しかえ

ミラノ・コルティナ冬季五輪のスキージャンプ競技が行われた近くに、パネヴェッジオとよばれる深い森があります。ここは、ヴァイオリンの名器ストラディバリウスの表板となったトウヒの木が切り出されたと言われる場所です。アントニオ・ストラディバリが生きた17世紀、ヨーロッ…

2026年3月15日心に刻まれた年輪

去る3月15日、佐治晴夫先生のお膝元でもある神奈川県の秦野で、満91歳を祝う上映&懇親会を開かせていただきました。先生の心に刻まれた年輪のほんの一部を、お集まりいただいた方々と共に垣間見させていただいた、そんなささやかな1日となりました。…

令和8年1月17日天河神社牛王法印神事の御託宣

令和8年1月17日、名古屋のセンチュリーシネマさんでの上映会でした。 と同時に、奈良吉野の天河神社では牛王宝印の神事が執り行われる日でもあります。私は、神事が始まる直前に神社を後にし、急ぎ上映会のある名古屋に向かいました。それから3……

「今日という日は、このために」
 #5 月と水と

旧暦8月15日、奈良吉野の天河神社では観月祭が執り行われます。深夜、山から差し昇る中秋の名月をタライに張った御神水に映し、その光を心身に宿していくのです。月の波動と水の波動とが一体となる神事とされています。神殿では祝詞に先立ち、ある言葉が奏上されます。 「それ…

「今日という日は、このために」
 #4 形にあらざる何か

1994年7月、私はインド北部ヒマラヤ山脈の麓に位置するジスパという村で、2週間近くを過ごしていました。あるドキュメンタリー番組の撮影のためです。標高3,200メートルにある人口300人程度の小さな村に、3万を超える人々が集っていました。首都デリーから険しい山…